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『サクリファイス 〜神々の咆哮〜』(サクリファイス・かみがみのほうこう、英名:Sacrifice)は、2000年にインタープレイ・エンターテイメントからWindows 98向けに発売されたRTSである。日本語版の作成・販売は株式会社ズーによって行われ、2001年に発売されている。 == 概略 == Shiny Entertainmentの代表作。 まったく新しいコンセプトを取り入れ、RTS(リアルタム・ストラテジー)に新しい風を吹き込んだ、極めて革新的な作品。 内容は今まで発売されていたどのRTSとも違ったものになっている。 異世界の独特の世界観と、当時の3Dゲームの中では突出した美しいグラフィック、広大な世界、高い戦略性とスリリングなアクション性は当時のゲームの中でも際立っており、様々なゲーム賞を獲得した。 RTSの多くは『エイジ オブ エンパイア』や『スタークラフト』等のように、プレーヤー自身は世界に参加せず、上から俯瞰した視点で生産設備の建設、ユニットの作成、行動の命令等を行う、ポピュラスで確立されたシステムを発展させたものが多い。 しかし、『サクリファイス』は主人公であるWizardをサード・パーソン・アクションゲームのように操り、広大な世界を縦横無尽に駆け巡りプレイをしていくといった、プレーヤ自身が司令官として、自ら戦士として戦いに参加するという極めて先進的な発想で創造された。 プレイヤーは広大な世界に点在するマナリス(マナの泉に建設出来るマナ供給設備)を建設、あるいは襲撃して乗っ取り、自軍の拠点を増やしていきながら敵ウィザードの本丸を破壊すればクリアとなる。 配下や敵のモンスターは死ぬと魂(ソウル)が残り、ウィザードはその魂を奪い、マナを使って呪文を唱えれば、ソウルの数だけモンスターを召喚できる。 ソウルはウィザードしか奪えないため、乱戦の中、ウィザードが前線で殺されないように敵の死体からうまくソウルを集めることが自軍の増強につながり、自軍のソウルを奪われることは敵の増強につながるため、ウィザードは常に最前線に立たされることになる。 着実にマナリスを侵略していくことで支配圏を増やし、敵を追い詰めていき本丸を破壊するのがセオリーとなっているが、アクション性も高いため、囮を敵が攻めている間に本丸まで突撃するなど、高い戦略性が楽しめるようになっている。 また、Wizard自身のスペル(魔法)により配下のサポートや、攻撃魔法も使うこともできる。 なお、自作マップを製作するツールもあり、マルチプレイでオリジナルマップで戦うこともできる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「サクリファイス 〜神々の咆哮〜」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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